土風空: 6月 2020

2020-06-30

弱音器をつけたバイオリンが優しいメロディーを歌い、ピアノが引き継ぐ。ポリーニはそれを流れるような美しさではなく… もどかしいような、ためらうようなタッチで、ときに力強く鍵盤を叩き、何か… 激しさや苦しさを思わせるように歌います。
付録: ハリー・ポッターがオーボエを吹いてる!

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朝のうちに雨が上がり晴れ間が出たのでシーツを洗濯。午後、ベランダにでると微かな風が心地よい。さっそく椅子を出し、やがてパイプで一服。いやぁ、気持ちよい……

電動コーヒーミルが故障。その修理/買い替えは敬遠して、とりあえず既存の手回しのミルを使うことに。ところがそのハンドルが見つからない。無いわけはないので、積まれたダンボール箱のどれかに…… というとんでもない事態に……

初夏の宵に、ベランダの戸もカーテンも開け放って涼んでいると、あれっ… 懐かしい啼き声！

実は昨日初めて、大豆粉食パンに挑戦しました。かなり複雑なレシピで焼いて、より普通の食パンに近いはずのそれが全く膨らまず、釜の底で小さく焦げている完敗となり、気分まで釜の底に沈んでいたところでした。

詩集「遺詩」より

過ぎ去った恋をしみじみと歌った佳曲、とライナー・ノーツで紹介されています。それをイヴ・モンタンがちょっと物憂げな気分を漂わせながら、そして第三連から最終連にかけて調子を上げるもなお美しい声で、"恋人" をというより "愛" を歌い上げます。

題詞: 山上臣憶良やまのうえのおみおくらの沈痾ちんあせし時の歌一首