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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2019-08-24

alibi-21: 茶色カマキリの訪問


玄関を出て、ドアを閉めようとすると、ドアフォーンのスピーカーに何か異物が…… 見ると、ムシ? いや、細長い、茶色いが、手も頭も、カマキリ…。
そうか、呼び出しボタンが押せなかったのか…… Welcome!



カメラを近くで向けると、取り敢えず警戒します。しかし、あれこれアングルを変えたりしていると、危害を加えないことが判るようで、私やカメラを眺めています。
撮れたのは、ちょとピンボケですが、両手を合わせ、見返り美人のように、振り向いてカメラを見やる宇宙人じゃなくてカマキリ。手を合わせるこの姿勢から、古くは拝虫。
やはり動作が鈍く、気温が下がり体も衰え、暖かいところを求めて飛んできたのだろうと思われます。

そっと手に包み、11階の空に投げ出してやった。
バタバタと降下していくとばかり思っていたら、勢いよく舞い上がった。弧を描くようにして、どんどん高く飛翔して、ついに大空に消えた。

このドアフォーンには何度か虫が止まっているのを見かけました。筐体の材質がプラスティックで比熱が小さく濃い茶色でもあるので、放射熱を吸収して周りの壁より少し暖かいのかも知れません。
そう思って、論より証拠、非接触の温度計で測ってみると…

 周囲の壁=28.3℃ ドアフォーン筐体表面=30.0℃

この1.7℃の温度差は、暖房時の室温がいつもよりそれだけ下がると明らかに温度差を感じるので、寒さに震える時期の昆虫にとって十分有意な温度差だと思われます。


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"alibi-21: 茶色カマキリの訪問"

コカマキリ:
このカマキリは生まれつき茶色の種類のもので、
秋になって枯葉色に変色したのではありません。




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