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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2018-03-07

Blogger からの引越し取り止めの弁


ブログ難民、流れ流れて……




Blogger から引越すことを決めてから早一か月半。この間ブログ難民となり、落ち着き先をあれこれ検討してきました。

Seesaa, FC2, JUGEM, はてな, Tumblr などのサイトで、それなりに公開可能な形にまで開設準備を進めて見ました。
それぞれに、Blogger にはない良さがあり、また、私にとって問題となる点が見えたりもしました。
しかし、特に問題のないサイトでも、このサイトではここまで、という機能上の限界が見えると、Blogger と比べてしまって引越しに踏み切れず、逆に、Blogger ならではの機能を失いたくない気持ちが強くなりました。

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Blogger の機能で特筆に値するのは "Archive" です。
狭いサイドバーの中で、表示されている年と月それぞれの行頭の▶印をクリックすると折りたたまれている内容が展開されます。月の▶をクリックするとその月の全記事タイトルがその場に展開されて一目瞭然。
全ての月の▶をクリックすると、ブログ中の全記事タイトルの一覧を一列の時系列で見ることもできます。
そんなに数多くの年月の内容を開いたら、それを閉じるのが大変? いえ、ブラウザーでそのページの "再読み込み" をクリックすると Archive は初期化されて現在の月のみ(今なら 2018/3)を開いて表示します。
これだけの機能(こんなにすばらしい機能?これっぽっちの機能?)が実現できるブログは、どうやら他にはないようです。
ブログを続けていて何が悲しいかって、過去の記事が探しにくく、ページの洪水に埋もれてしまって忘却の彼方へ……。
恥ずかしいようなみっともないような記事もありますが、ここまで訳せたのは本邦初と自負するものもあったりします。

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Blogger では、Google による記事内容への言論統制を思わせる干渉が嫌で引越したかったのですが、これに対しては、別の解決を見つけました。
Blogger の機能設定に “Google+ のリストに載せない” という選択肢があることを思い出したのです。
そもそもブログ記事を Google+(Facebook に対抗するような SNS?)の推奨するブログ記事のリストに載せること自体をやめてしまえば、Google が干渉する余地はなくなるというわけです。
私のブログは閲覧数を増やして広告収入を得ようとするものではないので、たとえ閲覧数が 1/10 に減ったところで、それ自体は大きな問題ではありません。いや、多くの人に見てはもらいたいのですが、ただ数が多ければいいとは思っていないということです。

ブログを本に例えれば、私の著作を人目に付く本屋の店頭に置いてもらって販売数を増やしたい、それに応じて内容をセンセーショナルに、それでいて、長いものには巻かれろ、寄らば大樹の陰、とするのか、はたまた、小さくとも良心的な本屋さんの奥の棚に本の背表紙だけがやっと見えるようにでも置いてもらえればいい、その代わり、書きたいように書く、王さまが裸なら裸だと書く、Google が厭ならいやだと書く。

当然、後者が私の意とするところで、数は多くなくとも…… 私は、 "あなた" に見て頂きたいのです。


改訂:2018.03.08 Archive 閲覧操作詳細加筆
   2018.03.11 末梢表現補完


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