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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2019-02-02

あるイタリアのグラウンド(執拗反復低音)


チェロによるグラウンド (ground, ostinato bass, 執拗反復低音) にのって、ブロックフレーテの変奏 (division) がかろやかに響きます。

改訂:2019.11.15 本文加筆


∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥


チェロが一つのパターンの音形を執拗に反復するグラウンド、これはあたかも "父" の声。
軽やかに、伸びやかに歌うブロックフレーテ、これは "娘" か "幼子か"?

はたまた、これは創り主なる父と天使の語らいか?


∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥


 夢も希望も消え去ったと思う時、
 だいじなものを失なったと思う時、
 なにもかも信じられなくなったと思う時、
 もう生きていたくないと思う時、

 この調べとともに、主は私を訪れ、砕かれた心へといざなってくださいます。


∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥


 Bravo !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

4'07"
"An Italian Ground"
"あるイタリアのグラウンド"
Comp: Anonymous (supposedly by Robert Carr, 1587-1945, England; 土のちり)
Blockflöte: Dominique Boissy & Play-along cello


注)division=音楽用語. 17~18世紀のイギリスで好まれた奏法. 声楽,器楽を問わず単純なメロディー線を経過音や分散和音などで即興的に細分化したり,装飾をつけて念入りに演奏すること. 特にグラウンド・バス上の変奏が好まれた(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典/コトバンク)


改訂:2019.02.03 注釈加筆
2019.03.05 タイトルに加筆
2019.11.15 誤植訂正, 本文加筆



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