Click Icon or Scroll up

Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2019-11-10

君をば待たむ

 

君をこそ、待ちましょう……

 
 
 
題詞: 磐姫皇后 いはのひめくわうごう の、天皇てんわうおもひて御作つくりたまひし歌四首 その二 
 
 
ありつつも 君をば待たむ うちなびく
  わが黒髪に 霜の置くまでに


磐姫皇后 いはのひめくわうごう:萬葉集 87




注)ありつつも…む=いつまでも同じ状態で……しよう (大系)
注)…をば=を〔接続助詞•動作や使役の対象などを指す〕+ ば〔は•係助詞•ハがヲに続く時の濁音化•不特定多数の中から特に取り立てて主題/題目として示す〕 (全文全訳)
注)うち…=〔接頭語•続く動詞の意を強める〕(全文全訳)
注)霜の置くまで=白く (白髪に) なるまで(俗解)
注)…に=〔終助詞•願望•上代語〕…も。


出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店 (大系)
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館 (全集)
小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館 (全文全訳)
学研 全訳古語辞典 改訂第二版 2014 学研 (全訳)



0 件のコメント:

コメントを投稿

      ********** 投稿要領 **********
1. [公開] ボタンは記入内容を管理者宛に送信し即公開はしません
 (サイト劣悪仕様により当該文字列変更不能)
2. 非公開希望の場合もその旨記述しこのボタンで送信して下さい
3. 送信された記述内容は管理者の承認を経て原則公開されます
4. 反公序良俗, 政治的偏向過剰, 宣伝, 広告, スパム等は不可
      **********************************