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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2018-01-18

ここだく恋ふる

詞書:大伴坂上郎女おほとものさかのうへのいらつめ のほととぎすの歌一首



何しかも ここだく恋ふる ほととぎす

  鳴く声聞けば 恋こそまされ



大伴郎女:萬葉集 1475



注)詞書 = ことばがき→和語で書かれた和歌の前書き
注)何しか=〘連語〙どういうわけで ─か
注)… も=《詠嘆の助詞》…詰問の意をこめる(辞典)
注)ここだく=《副》程度の甚だしい こんなにも
注)まされ=〘四段〙増さる・勝る -已然形


出典:新日本古典文学大系 萬葉集2 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集2 1999 小学館
  :岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店



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