中世カトリック教会の司教による異例ずくめの異端審問に於て、神を冒涜する卑劣な偽証と策略によって、火刑が科料となる異端再犯の科に定められ、本来それに続かねばならぬ世俗の裁判を省かれ、いきなり火刑台に縛りつけられ、薪に火がつけられた ‥‥ 時に、乙女ジャンヌ19歳 。
「私の名は "乙女ジャンヌ" です (J'ai nom "Jeanne la Pucelle")」ジャンヌ自身がこう述べて、人々もそう呼ぶようになったと伝えられ、自身の口述の手紙にもそう記されています。
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オルレアンの田舎の農家に生まれ「高潔な暮らしぶり、謙遜、誠実、純真な心映えのよきキリスト教徒 (-ja.wikipedia)」であったジャンヌ……
12歳の頃から神の声を聞き、それに従い、イギリスとの百年戦争で侵略され破れさろうとしていたフランスを、自ら軍の先頭に立って敵と戦い、これを救った。
全くの個人が、それも十代の乙女が、まさに滅び去ろうとしている一国を、自ら戦いの先頭に立って敵を打ち破り独立を勝ち得るという、世界史上に類を見ない超弩級の史実です。
そしてそれは、その偉業と処刑は、伝説や言い伝えではありません。カトリック教会の公式処刑裁判記録をはじめとする膨大な史料に記され伝えられている事実です。
参照:
・ジャンヌ・ダルク (JEANNE D'ARC) レジーヌ・ベルヌー著 福木直之訳 1992 東京書籍
・奇跡の少女ジャンヌ・ダルク (J'ai nom Jeanne la Pucelle) レジーヌ・ベルヌー著 遠藤ゆかり訳 福木直之監修 2002 創元社
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"alibi-37: ジャンヌ•ダルクのメダイ"
Sainte Jeanne d'Arc Priez Pour Nous
(彫刻文字:聖ジャンヌ•ダルク 我らのために祈りたまえ)
φ14mm 小指の先ぐらいの大きさ (1円玉がφ20mm)
(彫刻文字:聖ジャンヌ•ダルク 我らのために祈りたまえ)
注)ジャンヌが死去して25年後にローマ教皇カリストゥス3世の命でジャンヌの復権裁判が行われ、ジャンヌの無実と殉教が宣言された。その後ジャンヌは1909年に列福、1920年には列聖され、フランスの守護聖人の一人となっている。-ja.wikipedia
注)メダイ=ポルトガル語. 英語ではメダル, フランス語ではメダイユ
物としては各種メダルや記念コインのようなものと同様
キリスト教の聖品として聖母マリアやイエス・キリストをはじめ、聖人・聖女などが彫られた様々な種類のメダイが存在する
物としては各種メダルや記念コインのようなものと同様
キリスト教の聖品として聖母マリアやイエス・キリストをはじめ、聖人・聖女などが彫られた様々な種類のメダイが存在する
改訂:2020.04.10 記述変更 伝統的キリスト教の司教→中世カトリック教会の司教
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