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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- 二人乗り自転車の歌 重要: たくさん分かち合う→運命を共有する (韻に託けて文法無視で意訳した前訳を改訂)

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞追記

2019-10-29

"せせらぎ" の名前発見!


きみの名は? わたし " 大谷川おおやがわ " 。
名前の由来は、未詳。




川の流れに沿って細長く形成された東坂戸団地。中央を流れる川に名前が付けられていないので、私は "せせらぎ" と呼んでいました。
名前が付けられていないと判断した理由は、半年ほど前に川の名前を調べた時、市役所のある資料でこの川が "無名" とされていたためです。しかし、現在見られる市役所の資料には無名と記載しているものはみつかりません、修正されているようです。

大谷川おおやがわの流域はおよそ 6km ほどですが、上流には "谷" と "坂" の字のついた地名が多い、というかそれがほとんど。
因みに、それらの地名は川口から遡って;

紺屋こうや (坂戸市)、下小坂 (川越市)、紺屋 (坂戸市)、下小坂 (川越市)、中小坂 (川越市)、東坂戸 (坂戸市)、中小坂 (川越市)、下広谷 (川越市)、広谷新町 (川越市)、五味ヶ谷 (鶴ヶ島市)、上広谷 (鶴ヶ島市)、藤金 (鶴ヶ島市)。
そして、川の名が大谷川。
わずか数 km の川が、3市12町村 (字) を出入りしたり沿って流れたりしながら越辺川に注ぎます。

ここは、ほぼ真っ平らで坂道などほとんどない地域なのに、坂戸市、東坂戸。なぜ?
坂戸市の領域の西側は、秩父の山々に続く丘陵地帯に接している…… この先は…… 丘…… 坂!
読めた、江戸、川越方面から来て、坂戸市まで来るとその先は、坂。坂戸の戸は、戸のあるべきところ、すなわち出入り口を指す。坂への出入り口、坂戸。

市の東側は越辺川に接していて、坂は堤防の土手の坂ぐらいしかないのに、当地の町名は東坂戸。機械的で無神経な命名で、無味乾燥。河口の地、大字紺屋の名のほうがずっと味わい深い。
紺屋こうやとは染物屋。この大谷川で染物を濯いでいたのだろうと思われます。
市の東端には "坂に至る戸" はないのだから、隣の大字の名を頂いて、町名を坂戸市紺屋とでもすればよかったものを……。


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©️Google
大谷川おおやがわ 雨水ポンプ場
手前右の4連の水門のこちら側が越辺川
堤防を挟んで左上にそして右に曲がり斜め上方に伸びるのが大谷川
遠景にある白丸と白線が示す場所は、東坂戸団地、水門からの距離は 2km


改訂:2019.11.02記事内容増補


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