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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2019-05-31

UR退去住宅: 架空修理費請求→抗議→撤回


独立行政法人都市再生機構 業務受託者 株式会社URコミュニティ (以下UR)
北多摩住まいセンター
いつもお世話になっております。
さて、…… 😡!



前UR住居退去時の「お客様の負担となる修理等費用の査定」については、UR指定日時に合わせて転居先から立会いに応じるのは難しいため、一抹の不安はありましたが "立会い不要" でお任せしました。
転居先の現UR住居では、契約前にキッチン周りの更なる清掃をお願いしてあったにも関わらず、きたない、きたない、きたない、きたない ……。
粘着テープやシールの剥がし跡が、目に見えるもの、見えないがべとつくもの、ここもあそこも…… 。アタマにきて写真に撮り、メジャーで測ったらその総延長が6m超に!

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怒り心頭に発し胸中穏やかでない浦太郎、そこに、前UR住居退去時の修理等費用の査定の結果を反映した請求書が届きました。

送付されてきた請求書の清掃の頁


清掃については、自分でできないところは介護保険を利用させて頂いて、週一回のヘルパーさんによる清掃をお願いしていました。
それもあって、退去時に、入居時より綺麗になっていないところはほとんどないと断言できます。
トイレの便器? 当日早朝、自分で最後の掃除をしました。あれ以上白くなるところなど絶対にないといえます。
しかし、それを主張しても物的証拠を提示しないと水掛け論に終わるので、証拠を残してあるものもあるにはありますが、面倒なので放棄します。
と思いきや、このベラボウめと罵りたくなる虚偽に気がつきました。

 清掃→キッチン→レンジフード→単価5950→数量1→金額5950 (税込6426円)

当該レンジフードは、この2月に故障したため、UR施工により 2月12日に新品に交換したばかりです。退去2,3週間前にフィルターを外してみましたが、見ても触っても汚れはほとんどなく、乾拭きだけしておきました。
その換気扇の清掃に5,950+税を請求されているのですから、これは看過できません。
ましてや今、転居先のUR住居で、シンク周りのひどい汚れと、シンクとレンジフード周りにある総長6mを超えるのシール剥がし跡と悪戦苦闘しています。自分でやっているわけは、頼まれてもできないあるいはやらない、その実行能力も管理能力もないURには更には頼まず、自分でリムーバーを買って清掃しているのですが、ピカピカのレンジフードの清掃に5,950を請求されるのなら、この住戸のシンクとレンジフード周りの清掃には59,500を請求してもまだ足りません。

この頃、この種の怒りがまったく抑えられない浦太郎、すぐ電話しました。初めは丁寧に状況を説明し穏便に訂正を求めるつもりなのですが、相手の自己弁護の駄弁が帰ってくると、キレてしまってやがて怒鳴る。馬鹿も休み休み言え! 恥を知れ! 等々。誠に面目ない次第ですがこれも浦太郎、つまり私。
浦太郎の超強硬な抗議に、レンジフードの費用請求については現状確認と査定の見直しを検討したのちその結果を回答するという。電話による回答だとまた怒鳴ることになるといけないので、押印した文書による回答を要求し、その文書をみて然るべき対応をすると返答。

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URより、文書による回答が届く。

送付されてきた回答書


まず、回答書本文、前略… の次の行、つまり本文の冒頭、

「さて、令和元年5月15日付で渡辺様からお申し入れのありました「敷金返還請求……云々。

んっ? 渡辺様? どこのどなたでしょう? 説明がありませんが、なんの関わりがあるのですか?
あ、そうか、所長さんてエラいんでしょうけど、案の定 "メクラ判" を押してるんですね。
浦太郎見つけたり、組織全体が腐っているわけここにあり。

6,426.- は返還されても、それは苦い。
URの管理がしっかりしていて信頼に値する組織であることが立証され、私の請求が誤りで暴言を詫びる結末の方が望ましいのだ。

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しかし、巷にはこのような "いいかげん" "ごまかし" "不正" "組織的計画的不正" が蔓延し、そして、それらを知りながらメクラ判を押す "魂を売り渡してしまった管理者たち" が、自分の魂の代金回収に懸命なのでしょう。
更にしかし、もっと大きなことに腹を立てなくてはいけないと思いつつ、とりあえず直接降り注ぐけちな火の粉にばかり気をとられる小心者の浦太郎に、反省の機会を与えてくれた 6,426.- でした。


注)浦太郎=浦島太郎の省略形=著者の自称代名詞



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