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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2026-01-01

80余年の転機 - 新生は成るか


門松は冥土の旅の一里塚 目出度くもあり目出度くもなし 一休 -wikipedia

人々が飢饉に疫病に倒れることなく一年を生き延びて今日の日があることを「愛でたい」と言うのだよ。冥土の旅とやらは和尚が生まれたその日から始まっている。でも人々はその日を祝って言ったに違いない「愛でたい」と。



80歳を超えてまだ惑う老骨に、この正月一つの静かで深い転機が訪れつつあります。


昨年、秋も深まった頃の所感:

ヒトを、そして自分を、三欲追及の遂行者とみるのに満足できず、その遂行者の精神を大きく支配している "美" の意識… 例えば、整った形態の事物を前にしてそれを美しいと思い、更に、それに対して強い拘りを抱いたり、人生を賭すほどの重い価値を置いたりさえもする… それはいったい何なのか?

その問いに数十年間答えが見つかっていないことが大きな悩みでしたが、一年ほど前からその答えが少しづつ見え始めました。
そして美意識の本質への理解が徐々に深まるとそれは必然的に進化論の概念と結びつきました。

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美意識の源は "生命の根源的な意志 (生きようとする意志)" の内にあって、三欲追求(生命の根源的な欲求)を支配しそれを規定して適者生存と種の保存を成立させる原動力である。
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そして新しい年を迎えての所感:

美に対する理解の深まりは今、自分自身の本質に関わるある暗い思いを晴らし、新しい世界観をもたらしつつあります。

そして暖かくなる頃には、もしかすると70年に及ぶ "人間嫌い" を脱却できるかもしれない… と淡い期待を抱いたりもしていますが、さてどうでしょう。



家路:夕暮れ迫り山に帰るカラス


改訂:2026.01.10 末梢表現変更



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