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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2025-03-24

イヴ・モンタン「さくら さくら」


さくら さくら
 弥生の空は 見渡すかぎり
  霞か雲か 匂いぞ出ずる
    いざやいざや 見にゆかん



  さくらさくら / さくら / 桜

作詞: 不詳
作曲: 不詳
原曲: 箏曲「咲いた桜」
掲載:
文部省音楽取調掛撰『箏曲集』文部省編輯局、1888年(明治21年)10月
文部省著『うたのほん 下』大日本図書、1941(昭和16年)年3月

原歌詞:

  さくらさくら。
  彌生やよひそらは。見渡すかぎり。
  かすみくもか。にほいぞいずる。
  いざや〳〵。にゆかむ。
"-ja.wikisource.org/wiki/さくらさくら#『箏曲集』(1888年)

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死の淵を超えるぬくもりに目覚め、春がすみ漂う野山に爛漫と咲き溢れる、桜花。
これを愛でる歌あり。
君、それを如何に歌う?

私が60年ほど前に聴いて感銘を受けた歌唱があります。
イヴ・モンタン氏のフランス語歌詞による歌唱ですが、その後聴いた他の数多くの(日本語の)歌唱に優って原詩の謳う情緒を余すところなく表出しています。
フランス語の歌詞は著作権保護期間中であるためここに掲載できませんが、その一部のみを引用し拙訳を添えます。数行の引用で全てに迫ろうと願う渾身の訳ですが、遠く及びません。





Sakoura
 さくら


Sakoura, Sakoura
さくら さくら

Rouge et pâle meurt le soleil
薄紅色に 陽は没す

Et se ferme le tournesol
されどなお 向日葵は固し

Ton regard est comme la mer
汝の眼差しは 海のごと

Mon amour s'y cherche et s'y perd
吾が愛 それを求めそして見失う

Sakoura, Sakoura
さくら さくら

Ah, garde-moi dans ces yeux-là
あぁ、われを守らなむ… その瞳にて


(中略:coupletとrefrain)

♬ 間 奏 🎶

(続くcoda:下記)

Sakoura, Sakoura
さくら さくら

Ah, garde-moi dans ces yeux-là
あぁ、われを守らなむ… その瞳にて


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Bravo !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

3'04"
"Sakoura"
Music:Japnese Traditional Arr.:H.Rostaing & B.Castella
Paroles:R.Rouzaud & J.Canetti
Chant:Yves Montand


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改訂:2025.03.29 末梢表現変更/加筆
2025.03.31 全面的に改訳



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