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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2024-12-30

E・プレスリー : In the Garden (園に在りて)


Elvis Presley の歌うゴスペルソング "In The Garden".
これほど真摯な歌唱はほかに聴いた覚えがありません。自らが歌う歌詞を自らの心で受け止め、それに向き合い続く歌唱につなげてゆく…
人はなぜ歌うのか… その答えの一つを身をもって呈しているかのように思えます。 Bravo!!!



この曲は6年前のクリスマスに、スコットランドの The Alexander Brothers の歌と演奏の記事を書いています。その頃は現役で歌っていた Jack Alexander 氏ですがその後亡くなられ、今では大事な思い出の一つになっています。
今日偶然、YouTube に Elvis Presley 氏がこの曲を歌っているビデオがアップされているのに気がついて早速聴きました。予想通り、それは大変素晴らしいものでした。

エルヴィスはこの喜び満ち溢れる歌を歌いながら、その歌詞に自ら耳を傾け、その意味を噛み締めながら歌っているようです。
「鳥たちもさえずりを止める」と歌いつつ、それになぞらえて自らを振り返ってでもいるのか、とても悲しそうに聴こえます。謳われている深い喜びに感じ入ってしんみりとした気持ちなのかもしれません…

そして最後のコーラスに入ると、終始のっている僅かなビブラートが徐々に大きく荒くなり、それを制御できなくなって声が震えているかのように聴こえます…
おそらく心が泣いているのでしょう。
そして最後の一行は、歌いきれないかのように、力尽きたかのように "known! " の語が消え入ります。

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この曲もまた、YouTube 上にはブログに取り上げ二つの他にいい歌唱が見つからず、期待して聴いた Mahalia Jackson 氏の歌唱も、強烈な個性あるいはプロ歌手としての自己主張が強すぎて歌詞に謳われている内容が希薄になり終わりまで聴けませんでした。
その他の歌手も総じて、謳われている内容を表現するのではなく、自分自身を誇示するパフォーマンスに腐心しているようで全くおもしろくありません。

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 "In The Garden"
"園に在りて"


I come to the garden alone,
私は一人 園に行く、

While the dew is still on the roses,
まだ 朝露がバラに残るころ、

And the voice I hear falling on my ear
すると 声が聞こえる 耳にふりそそぐように

The Son of God discloses.
神の子が 証しする声が。


 [Chorus:]

And He walks with me, and He talks with me,
そして 主は私と共に歩き、そして 主は私と語り、

And He tells me I am His own,
そして 主は教えてくださる 私も主と共にある者であると、

And the joy we share as we tarry there,
そして 歓喜 ...私たちが分かちあう ...そこで過ごすあいだ、

None other has ever known!
...他のだれもが 全く知らないもの!



He speaks, and the sound of His voice
主は語り、そして主の声の響き

Is so sweet the birds hush their singing,
それはとても優しく 鳥たちもさえずりを止める。

And the melody that He gave to me
そして 主がくださった調べは

Within my heart is ringing.
私の心のうちに 鳴り響いている。


 [Chorus:]

And He walks with me, and He talks with me,
そして 主は私と共に歩き、そして 主は私と語り、

And He tells me I am His own,
そして 主は教えてくださる 私も主と共にある者であると、

And the joy we share as we tarry there,
そして 歓喜 ...私たちが分かちあう ...そこで過ごすあいだ、

None other has ever known!
...他のだれもが 全く知らないもの!


C. Austin Miles, 1912 "In The Garden", fm The Gospel Message No. 2
C.オースティン・マイルス 1912, "園に在りて", 福音メッセージ N0.2より : 土のちり 訳


参照:ヨハネによる福音書 20:1-18


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Bravo !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

3'13"
"In The Garden"
 "園に在りて"
Words : C. Austin Miles
Composer: C. Austin Miles
Vo: Elvis Presley


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