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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2022-10-24

秋風寒く

詞書: 十一年己卯きぼう の夏六月* に、大伴宿禰家持おほとものすくねやかもちぎにしをみなめを悲傷して作る歌一首
* 七百三十九年六月(歌を作成した時)



今よりは 秋風寒く 吹きなむを
  いかにかひとり 長き



大伴家持おほとものやかもち:萬葉集 462



注)詞書 = ことばがき→和語で書かれた和歌の前書き
注)吹きなむを=吹き〔吹く : 自 カ行四段 連用〕+ なむ〔連語 完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」: だろう〕+ を〔間投助 : 詠嘆/強調〕 吹くだろうに(全集)


出典:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館(全集)
参照:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店(大系)
  :小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館




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