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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2022-09-15

"Home! Sweet Home!" J. サザランド


1990年の引退公演でサザランドが選んだ演目はマイアベーアの「ユグノー教徒」。16世紀中~17世紀末のフランスで弾圧された改革派 “ユグノー教徒” が王権派/教皇派と争った暗い歴史を背景に貴族社会の混迷を描く5幕4~5時間に及ぶグランド・オペラ。その公演のアンコールで歌ったのがこの "Home! Sweet Home! (埴生の宿)"。

2022-09-13

夏の名残のばら (庭の千草)


"夏の名残のばら(The Last Rose of Summer)" はアイルランドの詩人トーマス・ムーアの作品。 アイルランドのバリトン Simon Morgan と歌手/作曲家 Jack O Rourke がソロとデュエットで、ひとり残されたものへの愛釈に自らの悲哀を重ねた詩情を、懐かしい「庭の千種」のメロディーに乗せて粛然と歌います。